生命保険入門-主契約と特約
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女性のための生命保険について検討する前に、そもそも、生命保険のしくみについて知ることが重要です。
生命保険は、基本的には、主契約と特約とがセットになっています。主契約とは、基本的に、死亡したときに支払われる保険金の額と入院・通院の際に支払われる保険金の額についての契約と考えてよいと思います。
一方、特約とは、生活習慣病入院特約やガン入院特約などのように、主契約とは別に、特殊な病気や高額な医療費がかかる病気などを対象に、特別に保障を手厚くするために付加されるものです。特約が付加されている分だけ、毎月支払う保険料は高くなってしまいますが、万一のときに備え、特約が付加されている生命保険を検討することも重要です。
特に、女性の場合、乳がんや子宮がんなど、女性特有の疾病について、手厚い保障が必要となります。「女性疾病特約」などのように呼ばれる特約が付加されているものが、女性特有の疾病に対して手厚く保障する保険です。ただし、「女性疾病特約」などの特約については、保険会社によってその呼び方は異なっているケースもありますので、実際の契約の際には注意しておく事が必要です。
なお、特約を付加する場合は、たとえ主契約が終身契約だったとしても、特約だけは個別に期限を設けて「75歳までの病気を保障する」などのような契約になっている場合があります。この部分を見落としてしまいがちになるので、生命保険を検討・見直しする際には、主契約だけでなく、特約の保障期間についても確認することが大切です。その上で、できるだけ長い期間保障される特約を探すことが重要になります。
生命保険の仕組みを熟知していますか